今や切っても切れない便利なパソコンやスマホで誰でも詐欺にあう機会がすごい増えてきました。
自分だけは大丈夫と思っていませんか?残念ながらそんな人ほど落とし穴へ・・・。
今回は詐欺の仕組みと初心者でも出来る簡単な対策を分かりやすく解説。

スマホに届いた不在配達のお知らせにURLがあったのでクリックしたけど大丈夫かな?



え?パスワードとか入力したかな?



入力しちゃった!かなりヤバいかな?



かなりまずいですね。対策を一緒に勉強してみよう!
この記事では、詐欺に合わない対策やあってしまった場合の対策について初心者でも分かりやすく解説していきます。
難しいイメージのあるセキュリティー対策ですが、イラストなど見ながら進められるので安心してください。
インターネット使用した詐欺には様々な手法がありますが、これらの対策を実践することで、詐欺に引っかからずに安全にインターネットを利用することができます。では対策を見て行きましょう!
まずはどんな詐欺の手口を知ろう
世の中には色々な詐欺がありますが、代表的な詐欺を紹介します。
フィッシング詐欺
「アカウントの確認」などと称した偽メールなどを使い、偽の銀行サイトに誘導し、ログイン情報やクレジットカード情報や銀行口座情報を入力させたりして、個人情報を入力させて盗み取ります。その情報を使い口座からお金を引き出されたり、キャッシングされたりします。


ワンクリック詐欺
Webサイト・メールなどに記載されているURLをクリックするだけで高額な請求をされる手法です。巧妙な所は、料金を請求する画面でスマホやパソコンの識別番号、インターネットのIPアドレスなどを表示し、個人情報を特定しているかのように見せかける点にあります。


ウィルス感染の偽警告
急に画面に「ウイルスに感染しています」「セキュリティシステムが破損しています」といった偽のセキュリティ警告が表示され不安を煽り、指示された番号へ電話をかけさせたり、有料版アプリのダウンロードを求めてきたりするなど、個人情報を入力させ課金へと誘導するのです。またその警告がMicrosoftやセキュリティーソフトなどと見間違うなど精巧に作成されています。





え?なんだか色々あるな~覚えきれないよ~



色々あるけど、基本的な対策って実はほとんど同じなんだよ
詐欺に引っかからない対策
項 目 | 対策例 |
フィッシング詐欺 | URLをクリックせず無視する |
ワンクリック詐欺 | URLをクリックせず無視する |
ウィルス感染の偽警告 | URLをクリックせず無視する |
あれ???気づきましたか?
基本的には対策って実はほとんど同じなんです。
この詐欺だから、この対策で・・・って覚えないでください!
では具体的にどの様に行動すれば良いか書いていきます。
メールを無視する
不安に思う気持ちを抑えながら無視しましょう!
この時点ではまだ個人情報などは漏洩してません。URLをクリックして、あなたが個人情報を入力して初めて漏洩します。


すぐにブラウザを閉じる
どこもクリックせずに不安に思う気持ちを抑えながらすぐに閉じましょう!(ブラウザ(chrome、safari)の終了)
画面上にスマホの認識番号やIPアドレスが表示されていても、あなたの住所やクレジットカード番号などは特定されてません。あなたが個人情報を入力して初めて漏洩します。


不安を抑えきれない人は、実際に本家サイトで確認をしよう!
でもちょっと待った!注意する事があるよ!
Googleなどで検索した結果からやブックマークから本家(正式)サイトを開いてね
ブラウザやメールのURLをクリックしない ←元も子もないヨ!
本家サイトにて以下を確認してください。
サイト | 確認すること |
---|---|
クレジットカード | 使用履歴を見て知らない購入がないか確認 |
銀行(ネットバンキング) | 出金履歴を見て知らない出金(引出し)がないか確認 |
ECサイト | 購入履歴を確認して知らない購入がないか確認 |
もし個人情報を記入したり、商品購入・口座から出金されてしまったら
すぐに以下の事を迅速に行いましょう
クレジットカードを利用停止する
クレジットカード会社に連絡して、利用停止の依頼してください。
連絡先をあらかじめスマホなどに登録しておく事をオススメします。
注意)
利用停止の解除と言う概念がないので、利用停止を依頼した時点でクレジットカードの再発行の手続きを同時に行なう事になります。(楽天カードの場合)その場合はカード番号が変更になり、光熱費やショッピングサイトの利用登録をしていれば各所の変更手続きが必要になります。 ←これが面倒くさい


銀行へ連絡する
銀行へ相談してください。預金の不正払い戻し被害の補償などが使用できるかもしれません。
ユーザーIDやパスワードを変更する
入力してしまったパスワードなどをすぐに変更してください。この手続きが遅れると犯人に先にパスワードを変更される可能性があり、変更されたら自分自身ではもうどうしようもなくなります。


金銭的被害が出たら警察に相談する
躊躇せずに警察に相談して被害届出すなり対策をしてください。
親しい人やこの事に詳しい人にすぐに相談する
自分では冷静に対応しているつもりでも、周りから見たら結構慌てている様に見えます。
この様な事態に備えて事前に非常時の相談相手を決めておくと安心ですね!
頭が真っ白になってどの様に行動すれば良いか分からなくなっても、相談相手が適切に対応してくれると思います。
日常から出来るかんたんな対策
常日頃から詐欺に引っかからない様に心がけて行動をしていれば正しい行動が出来きます。その対策を書いていきます。
G-mailなどの迷惑メール機能を使う
G-mailなどの迷惑メールを判断してフォルダを振り分ける機能があるメーラーを使用する。
不審なメールを自動的に詐欺(迷惑)メールとなれば、そもそも受信トレイにないので詐欺メールを見なくて済み、詐欺に合う確率はグッと減少します。


不要なメールマガジンやショッピングサイトの登録を解除する
少しでも個人情報が漏れる可能性を抑えましょう。壁に耳あり障子に目ありです。
大手ECサイトでも個人情報が漏れたりします(自分が体験済)
ちなみに自分は、大手ECサイトで購入後に迷惑メールやワンギリが激増しました。何処で何が起こるか予想できません。


メールアドレスを複数使い分ける
プライベートやメルマガ、サイト、ショップなど、用途別に分けて利用して下さい。
用途別に分ける事によりどれか1つでも被害にあっても、そのアドレスのみ変更すれば被害が最小限で済みます。
例えば、
①〇〇〇〇@gmail.com:プライベートや信頼できる人
②△△△△@gmail.com:銀行や重要なサイト
③××××@gmail.com:ネットショップ
④□□□□@gmail.com:メルマガ、サイトなど
ここで④が被害に合っても、①②③には波及しません
※Gmailには「エイリアス機能」がありますが、個人的にはオススメしません。元のアドレスが推測できる為です。


パソコン、スマホは最新の状態にする
OSやアプリはこまめに最新の状態にupdateしましょう。
セキュリティ上の問題点や不具合を修正が含まれています。脆弱性を悪用する被害を防ぎます。
提供元不明や不審なアプリはダウンロードしない。本当にそのアプリじゃないといけませんか?
小さな事でリスクを拡大しない様にしましょう。
ネットの世界は用心深くを貫く
疑い深い姿勢で物事を判断し、簡単には信用しない。
まとめ
すぐに被害が出なくても、安心しきった頃に被害に合う可能性があります。クレジットカードで不正利用されたら補償してくれる場合がありますので、クレジットカード会社に相談してみると良いですね。
実際に行動する場合はご自身にあった対応をしていただき、自己責任でお願いいたします。